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2009.11.07 Sat
宮ぷーから、元気をもらったよ。ギターを何曲か弾き、最後にテネシーワルツを演奏すると、この曲が聞きたかったんだよと言わんばかりに、加津子さんと宮ぷーは、大きくうなづいた。僕は全く覚えてなかったのだが、何年か前のクリスマスの夜、彼にこの曲をプレゼントしたらしい?彼は、ずーっとこの曲を聞きたかったのだ。ギターの音が気持ちよく狭い病室を飛び回り、宮ぷーは、大きく開いた左の瞳の奥でかすかに笑った…「宮ぷー、今一番お気に入りの飯島さんからもらった鳥を飛ばすよ。これは僕からのプレゼント」病室は、瞬時に大空が広がり夢の空間になった。人はイメージで自由にどこでもいける!手も足も首も動かせない宮ぷーは、どこの空を飛んでいるのだろう?はるちゃんの歌う『風にのって』が病室を駆け巡る…天井からぶら下がった虹色の千羽鶴が虹になり、病室に大きな虹のアーチがかかった。何と素敵な夜だろう。このひと時は、神様からのプレゼント。飯島実さん、本当にありがとう。あなたの鳥は今日も出会った人達の心に瞬時に夢を見せ、幸せを運んでますよ。この鳥には、どんな音楽もかなわない。動かせない右手で必死にボタンを押す宮ぷー…パソコンの画面には、たどたどしいけど一文字、一文字命の言葉が浮かびあがってくる。加津子さんが言った。3日しか生きられない命がここまで回復したのは、本当に奇跡…みんなが毎日お祈りしてくれたおかげ…ありがとう。余分な文字もいっぱい入っていたけど「素敵な曲ありがとう」と言ったんだよね。どんな詩人の言葉より美しく、どんな書家の文字よりも心に響いた。いつの間にか励ましに来た自分が逆に励まされ、生きるエールをもらっていた。病院6階の窓からは金沢の町のたくさんの明かり…一つ一つの明かりが宮ぷー頑張ってねとエールを送るかのように温かく灯っていた。時計は8時、あの明かりは全国の人達の祈り、心のローソクに違いない。宮ぷーは必ず元気になる!倉敷まで500キロ、3週間の旅の始まり…
風の音三郎Mario
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
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2009.11.03 Tue
元気ですか?今年の斑尾アートフェスタは、最高!虹のHoshi628号が元気に走りました。飯山のロックバンドの女子高生4人に原爆の火を朗読してもらい、間に音楽を挟むという新しい試みをしました。結果は本当に素晴らしい会になり、高校の先生、女の子達のお母さん涙を流して感激…こうして平和のバトンは、手渡されていくのでしょう。東京のタイコの辻田さん、上田別所温泉から来た踊りのサキちゃん、三重から来たリキさん、心から御礼を言います…本当にありがとう。斑尾の素晴らしい紅葉の山々、光り輝いた希望湖、居合わせたお客さん、全てに感謝!!その時の模様はリキさんが写真をからませ素晴らしいblogをアップしてくれてます。Mario亭も出てくるよ。あの虹のHoshiプロジェクト三重ヒビコレのリキさんですよっ!リキさんの歌う長崎の原爆の歌よかったなぁ〜Marioのお勧め〜詳しくは下のアドレスぜひとも見てねっ!虹のHoshi628号は走り続けます。
風の音三郎Mario
-------------リキさんのblog転送。
斑尾から帰ってきて連日夜なべでようやくブログで活動報告をアップできました!思いや考えをまとめて、発信する、ここまでしないと本当のライブ完了じゃない私。ライブで同じ音を共有できなかった、この報告で、写真で、共有したい人たちが居ることが何よりの励みです。是非ご覧ください。楽しかった2泊3日が蘇りますから!(携帯版:
http://d.hatena.ne.jp/riki119/mobile)
あわせ水、りゅうじの店、いろいろありがとうございます。戻って一発目のYellow
Soulの練習が昨夜ありました。夫の母の母、つまり夫のお婆ちゃんが、夫の母の帰りを待つかのように、息を引き取りました。ハルモニ、享年97歳。16歳のとき、朝鮮半島からたったひとりでやってきたハルモニ、今日告別式です。一番最近に出来た歌は自分の事を書き綴った歌なのですが、それがまるでハルモニの人生にぴったり重なるため、ハルモニを送る歌として、今日は歌いたいと思います。
では、また。
RIKI
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| 16:51
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2009.11.02 Mon
僕の友達、加津子さんの親友が倒れました。みんなで元気になるよう心を飛ばしています。宮ぷープロジェクト一人でも多くの祈りが必要です。よろしくお願いします。僕も6日に病院を訪れギターを弾いてきます。
風の音三郎Mario
--------------
----- Original Message -----
From: kakko
紀子さんありがとうございます。宮ぷーのところにいるときに、丸山さんから電話をいただきました。11月に行けるといいなって、病室でギターひけるといいなあって。宮ぷーは心が揺れていて、みんなのために祈ると言えるときもあれば、今日は朝は、もう死んでしまうのじゃないかと思ったようで、病院から面会にこられたお母さんに「ありがとう。さようなら」とそして、「かっこちゃんにもさよならいわなくちゃ」と言ったそうです。私は胸がふさがれました。きっとそれくらい苦しいからだと思います。 病院は金沢脳神経外科です。石川県石川郡野々市町郷町262-2 ■TEL 076-246-5600 きっと宮ぷーはとてもうれしいと思います。ありがとうございます。 かつこ 第75号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと
2009年10月29日現在 参加者人数787人
「10/29 昨日の宮ぷー」
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| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
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2009.10.04 Sun
稲穂が笑った。山も笑っている。空は晴れわたり雄大な北アルプスの山々が美しい。八方尾根を真ん中に、右に白馬三山、左に五竜、鹿島槍、一年ぶりの白馬。今日の天気はピカ一!真っ青な空の下、稲穂が心地好く風に揺れ爽やかなダンスをしている。ついこの前は夏真っ盛りの九州にいたのに…季節は移る。旅人は四季の風を肌で感じ旅をしているのだ。ランクルの窓を開け、ハンドルを握る右手が風を切る。心地好い秋の風。日本の四季は、何と美しいのだろう。高校時代学校の窓から、いつも五竜が見えた。授業中に五竜の絵を書いたっけ…今日の五竜は最高だ!そうだよな…白馬はこうでなくてはね。変わらない山々を見ると、励まされ「頑張れ!」と自分自身に言っているのに気づく。去年に引き続き白馬アルプス感謝祭を頼まれた。ゴンドラ終点駅まで山道を車で上がる。途中何ヶ所か崖が崩れ、小さな岩が道路に散乱していた。大雨の時かな?慎重にハンドルを握り角ばった岩を避けゴンドラ終点駅兎平に着いた。ものすごい人…ゴンドラから次のリフトまでは長い行列が出来ている。
去年は、お客さんも少なく、まばらだったのに…さすがシルバーウィーク初日だ。高速道路が千円と言うのもあるだろうが、何にもましてこの天気だろう!この兎平は風もほとんどなくポカポカ。第一ケルンまで登ったら、さぞかし山がきれいだろう。さあゲレンデに音を響かそう。ギターを優しくつま弾く…マイクで拾った音は、見事に広がり、ゲレンデと豆粒のような白馬町並みに飛んでゆく。お客さんは、みな思い思いに、風景と音のコラボレーションを楽しんでいる。寝転んだり子供は走り回っていたり、頭上にはいくつものハングライダー…本当に気持ち良さそうに飛んでいる。きっとギターの音も聞こえるに違いない。青空を自由に飛び、鳥になる。何と素敵な事か。ふとゲレンデの上を見上げると、たくさんの羊の群れ…素晴らしい秋の休日!高校時代、学校の屋根で寝転び青空を見たのを思い出す。あれから40年…
風の音三郎Mario
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
| 07:29
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2009.09.24 Thu
みなさん元気ですか?虹のHoshi御礼報告会としてお盆から三週間の旅、九州から北上…甑島の夏は、今年も眩しかった。じりじり照りつける太陽、精一杯命の限り泣く蝉達…帰途のフェリーが岸壁を離れると、毎年恒例、若者達の海へのダイブ…水面がキラキラ輝き、これを見ずにして夏は来ない。星野村山村留学センターでは、これ以上ないと言う程元気な声で、子供達が「お帰りなさいMario、はるちゃん!」と出迎えてくれた。広島の般若心経を唱えたゆかちゃんも、あれからすっかり自分を表現する事に目覚め、お母さんと歌のステージをしたそうだ。会いに行くと「Mario!」と胸に元気よく飛び込んできた。長い一ヶ月半の虹の旅が終わり、すぐにまたこうしてみんなのところを訪れる事になるとは正直思わなかった。広島の火を携えての旅は全国に素晴らしい家族の絆を作ってくれたように思う。あの火は火ではなく、全ての平和を願う魂なのだ。心の中で手を合わせた…三週間ぶりの飯山はもうすっかり秋、道路のワキをすすきがせり出し、空には満月が…インターを降り、自宅より
先にまず向かったのは森の家。あのカヌーの野田知佑さんが、千曲川を下るイベントで我が飯山に来ているのだ。野田さんは、僕達のギターが大好きで、年に一回の飯山の会は、いつも一緒に野田さんのハーモニカと楽しいジョイント。着いてみると、いつもより参加人数が少ないのにびっくり…もり立て役のりんさんの姿も見えない。病気で体調を崩したと聞いた。あの元気なりんさんが…「りんさん元気になってね」と心の川を弾き、あの飯島さんの鳥の飛行機を飛ばした。曲はもちろん「風にのって」…鳥が空間を自由に飛ぶ姿に、ギターを弾きながら自分の心を重合わせる。心が空を舞う。一週間前、旅の中突然悲報が飛び込みんだ。大切な友…僕達と同じように旅をし、本当に精力的に活動している友ゆかりさんが…ダンスのワークの最中に倒れ還らぬ人となった。「今度、九州一緒に回ろうね。」が別れの最後の言葉になった。早過ぎる死…旅をしていなかったら、決して出会えてなかった友。鳥に心を重ね追悼の意を捧げた。人生はいろいろ…一瞬は絶対戻らない。どのひと時でもかけ
がえのない大切な宝物。そう、今のこの時も…ゆかりさん、ありがとう!安らかに…
あっ!そうそう、あの折り紙になんとまた出会えた。虹のHoshiの三重ヒビコレの民家(火と水の間に泊まった家)今回の旅の中、また寄ってみた。机の上に見たことのある折り紙が…もしや、ふみさん?ふみさんがここに来た?あの虹の旅の本の中に書いたふみさんである。彼は世界中徒歩で旅をしていて、二年前我が家にも泊まっている。ヒビコレで食事をまかなっているお母さんが偶然道を歩いている変な人?を見かけ、テントを張っているふみさんに声をかけ、ヒビコレに連れて来たそうだ。そして飾ってあった水カンリンバを見て大騒ぎ…人生は面白い!点と点が繋がり線となりみんな繋がっていく。人生のシナリオは、いったいこの先何を見せようと言うのだろうか?虹を捜し、今日も旅は続く。徒然なるままに…
風の音三郎Mario
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
| 20:36
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2009.08.27 Thu

これが世界を回るバイオDieselランクル。バスコ5君!
Marioの一番ホットなニュースだよ。
山田周生さん、素敵な人にまた出会えました。
風の音三郎Mario
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
| 20:39
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2009.08.05 Wed

6月28日の支笏湖に駆け付けてくださった現代座のUさんから、
東京の現代座会館で同時刻に開かれた
「ふるさとをうたう会」の
模様について、お知らせいただきました!!! ↑の2つ下には、
支笏湖現地の模様もUさんが書いてくださっています。
東京では、あの岡田京子さんも参加して下さったなんて大感激です!!!
| 628レポート
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2009.08.05 Wed
目の前に鮮やかなブルーの小型電気自動車が止まった。中から降りてきたのは竹久夢二の世界から飛び出て来たかの和服美人。椿魚さんの奥さん睦子さんだ。何故か車とのギャップが斬新で妙に似合っている。いかにも椿魚さんらしい。ここは、秋田県男鹿半島、泣く子もだまる、なまはげの里。ここに前回虹の旅の本にも紹介した椿魚さんが移り住んだ。九州から北海道まで日本海を北上、一つの町に3年住み、次の場所に移動する。町を活性化させる陰の仕掛け人、知る人ぞ知る椿魚さん。そして素晴らしい書家でもある。ほんとに素晴らしい書なのに、お金をもらうのなら描かない。彼の哲学がそこにある。彼の住んだ町には彼の足跡のように何万点もの書が残り、美術館も出来ている。そんな椿魚さんに、北海道からの帰り、フェリーを秋田で下車し、寄ってみた。去年までは、僕達も何回か訪れている鶴岡の羽黒にいた椿魚さん。さあ、僕達も初めての秋田男鹿半島どんな所だろう?フェリーが秋田に着いたのは朝の7時半、港から男鹿半島までは車で1時間、期待に胸を膨らませ一路男鹿半島へと向かった。途中道路の脇に大きななまはげの像が立っていた。さすがに秋田らしい。椿魚さんからは、「男鹿の国民宿舎を目差して来てね」と連絡を受けていた。半島を横切り反対側の海岸に出ると目の前に眩しい海が広がった。男鹿の温泉街、大小さまざまなホテル、旅館が立ち並ぶ海岸の端に国民宿舎はあった。奥さんの睦さんとは久しぶりの再会、鶴岡では体を壊したと聞いていたのだが、元気だろうか?心配をよそに、パジェロミニから降りた睦さんは笑顔で元気よく「こんにちは!」閑散とした温泉街に咲く一輪の花!目の前がパッと明るくなった。本当に着物がよく似合う。「丸山さん、ご無沙汰しています。先生は、急に東京に日帰りでレコーディングが入り、夜のライブが終わる頃、会場には何とか間に合うとおっしゃっていました。」一時間後、睦さんに誘われ岬の先端レトロなお土産兼食堂で、海の幸をいっぱいご馳走になった。何ともはや不思議な食堂で周り中に各局のテレビに放映されたチラシがところ狭しと貼ってある。食事の後、ご主人がニコニコしながら、自分の撮ったUFOビデオを見せてくれた。そう、ここのご主人は、男鹿半島で有名なUFOおじさん。すぐ前の岬で散歩中に偶然撮ったらしい。それからあっという間に、雑誌、新聞、テレビとひっぱりだこ。ビデオをみながら彼が自ら解説してくれた…なるほど確かに不思議な物体がはっきり写っている。かなり大きく写っているのもあり、ピンクに輝き下の部分が回転しているのも見受けられた。目の前の、人のいいおじさんが、どう見ても映像を合成するとは思えないし、これは間違いなくUFOなのだろう。解説しながら、なまはげ宇宙人説まで出て来た。まあ未知なるものは未知のままでいいか…伝説の里がさらに魅力的に輝いた。ありがとう、笑顔の素敵なUFOおじさん、合掌!!夕方4時、ライブ会場(車で40分ぐらい)むつみ造園に向かう。椿魚さんが、ここの社長さんに口を聞いてくれた。睦さんが待ち合わせ場所を勘違いしていた事もあり むつみ造園に着いたのは5時ちょっと前…着くやいなや広い敷地の庭の中にある建物の一つに案内された。中を見るとびっくり仰天!えーっ!何と、100人ぐらいの人が椅子に座り今かと待っている。前の方には赤い毛氈を敷いた舞台が整い、マイクまで準備されている。今にもライブが始まる寸前!やばい…5時から始まる予定だったらしい。大急ぎで楽器をセットし、ギターをアンプにつなぎ弾き初めた。あれっ?一曲目、どうもおかしいと思ったらチューニングを忘れている。あせるな、モードチェンジ…自分に言い聞かせ、挨拶をしながら落ち着きを取り戻し、心の川を弾いた。うん、手応えを感じた…いい拍手をいただきそこからは、Marioワールド全快。お客さんは、シベリア鉄道に乗り、虹を出し、風を吹かせみんなでお祭りコンキンキンココ!!休憩後、椿魚さんが到着するとビリンバウを椿魚さんに捧げ、ラドゥガミラー全員笑顔でシュッシュッポッポ!!秋田の初ライブは大成功に終わった。次の日、温泉街の中にある椿魚さん宅へとおじゃました。何と出迎えは睦さん運転の小型電気自動車。鮮やかなブルーの車が温泉街を音もなく早速と駆け抜ける。睦さん、カッコイイよっ!26年前九州博多を小犬3匹とともに旅立った椿魚さん、その時睦さんはまだいなかった…ロールスロイスに乗り、公園に野宿し、職務質問をされながら始まった新たなる人生の旅。日本海を少しずつ北上、一つの町に3年、決して通った町には戻らない…もうすぐ北海道だね。最後のシナリオ、宗谷岬で野垂れ死にを目指し、人生を一歩ずつ歩んで行く。その時宗谷岬では僕がビリンバウで送る事になっている。出会った人の数だけあるそれぞれの人生、どの人生もみな尊い。そんな椿魚さんの人生に乾杯!ふと空を見上げるとりっぱな入道雲。ぽっかり開いた青空に一筋の飛行機雲。夏、真っ盛り!もう8月…元気ですか?皆さん暑中見舞い申し上げます。お盆開けには、また鹿児島から次の旅が始まる…
風の音三郎Mario
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
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2009.07.27 Mon
キーホー…キーホー…深い森の中、不思議な声は絶え間なく続く…何の声?ここは旭川の山の中、陶芸家工藤君の工房。今は廃墟と化してしまった元旭川温泉、中を少しずつ修理し、釜をおき、工藤君はここで焼き物をしている。そんな彼と最初に出会ったのは新潟から小樽に渡るフェリーの中、海を見ながらギターを弾いていると、一人の青年が話しかけてきた… もう15年も前の話しになる。当時は障害を持っている人達に陶芸を教えていた工藤君だが、今はあの有名な料理研究家、栗原はるみさんもイチ押し、売れっ子の陶芸家になっている。月日は流れる…考えて見れば、その間僕もずーっと音楽を続けていた事になる。人生は不思議なマジック、今彼と話しをしていると、フェリーの中出会ったのはつい昨日の事のようにも思え、今日の日の不思議を、改めて思う…以前は、この畳の間も宴会場だったのだろう。目を閉じると当時の賑やかな面影が浮かんだ。今夜もキーホーの鳴き声が聞こえると思います。僕は、確信に満ちた声で皆に言った。コンサートが始まった。今日の集まりは、工藤君の日頃お世話になっている親しい友達+僕の北海道の友達を集めての楽しいひととき…シベリア鉄道プロジェクトに参加したさっちゃんも、忙しい中来てくれた。トミー、奥さんのみーさんもね。ありがとう。そしてもう一人僕にとって忘れてはならないのが酒谷さん、3年ぶりの再会…嬉しかった。彼女は僕の人生の恩人。彼女が初めて僕を北海道に呼び、Soloライブを企画してくれた。もう、20数年も前になる。当時あるフォルクローレのギタリストとして全国を回っていた僕に「丸山さん、Soloでやってみない?」と初めて声をかけてくれたのが酒谷さん。数えきれない程のステージを彼女の企画でした。彼女からアートの本質、人生、多くを学んだ。その酒谷さんが、3年前、僕と別れる時「もう丸山さんに会うのは今日で最後かな?」と意味深な言葉を口にした。その数週間後、友人から酒谷さんが癌である事を知った…それ以来、電話では話しをしているのだが会えないでいた。どれだけ心配をした事だろう?元気な顔を見れてこんなに嬉しい事はない。しかもご主人と一緒に。永遠に恋人同士のような二人、ほんとに素敵だ。ありがとう神様!大切な人にまた会えました。今日の心の川はスペシャルバージョン、さっちゃんのピアニカが入るとあの夢のようなシベリアの旅が蘇る…相変わらずさっちゃんのフレーズは最高だね!心の中でつぶやいた。次は、かわいい子供達工藤ファミリー楽団。昨日からみっちり練習し、工藤君も自らギターを弾いた。何を隠そう、工藤君にギターを教えたのはこの僕。曲が終わるとわれんばかりの拍手!一番下の女の子、野々花ちゃんの真剣なまなざしがいい。そしてラドガミラー、はるちゃんの詩の朗読に、ギターを乗せると目の前はすっかりシベリア。ギターを弾き終え、ふと気づくと、何かはるちゃんが言っている。「聞こえた?キーホーが鳴いてる…」耳を澄ます…キーホー…ほんとだ、聞こえる。みんながざわめいた。さあ、キーホーも一緒にシュッシュッポッポッ!夢を〜乗せて汽車は走るよ〜笑顔が弾け飛んだ。その中、これ以上ない笑顔を乗せ、工藤君を先頭に子供列車が走ると、もう最高調!旭川温泉に久しぶりに楽しい声が響き渡った。そう、温泉と言えば卓球。ここに残っていた卓球台でみんな大はしゃぎ。トミー、みーちゃん、この二人は、何を隠そう卓球の名選手、みーちゃんは、もと北海道チャンピオンでもある。そのみーちゃんに卓球を教えたのがトミー。半端じゃない卓球夫婦に子供達も大喜び!終わりのない賑やかな夜、耳を澄ますと相変わらずキーホーの声…キーホー…キーホー…夢の中、キーホーも喜んだのか終わりなき歌声は、いつまでも続いた…キーホーに会いたい人は、ぜひこの森へ!Marioのオススメスポットがまた一つ増えた。来年も必ずまた来るよ〜
風の音三郎Mario
追伸 キーホーとはトラツグミの事、日本では昔、鵺(ヌエ)とも言われている。
鵺の声、数えて眠る 夢の中…
| 丸山祐一郎さんからのメッセージ
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